【第11話】表現者
さて、私のレッスンでは、
『表現者』
という言葉をよく使います。
歌手も、作曲家も、作詞家も、アレンジャーも、
役者も、脚本家も、なんもかんも、
生み出すもの、見せるもの、聞かせるもの、
感じさせるもの、すべては、表現という言葉に含まれます。
作曲家さんには、作曲家さんの意図する表現が、
作詞家さんには、作詞家さんの意図する表現が、
アレンジャーさんには・・・
なので、
その詞や曲がどういう成り立ちなのかをしっかり考えて、
自分なりに理解して、
自分の答えとして表現する、
のが、歌手なんです。
作曲家作詞家アレンジャーの意思を無視して、
自分はこうしたいからこうする、ってのも表現ですが、
真にステキな歌って、すべてを飲み込んで消化してからこそ
生まれるのだと考えています。
たとえ前者の意思を無視するにしても、
一回はその意思を理解した上で決めたほうが
より良い表現者と言えるでしょう。
表現は無限
個人レッスンでは、このへんを詰めてやりますので、
自分で歌いたい曲を決めてきてくださいね!!
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